8/4 新庁舎建設特別委員会に出席しました

8月4日、新庁舎建設等特別委員会に出席しました

「特別委員会」とは・・・
特定の事件を集中的に審査するために設置される委員会です。国分寺市議会では、予算、決算、一般会計補正予算を審査するために特別委員会をその都度設置します。上記の特別委員会のほかに現在2つの特別委員会が設置されています。

公共施設等総合管理特別委員会⇒公共施設等の今後の整備やあり方等、総合管理に関する調査及び対策を図る
新庁舎建設等特別委員会⇒新庁舎建設及び西国分寺駅周辺の整備等に関する調査及び対策を図る (以上、国分寺市役所ホームページより転載)

私は新庁舎建設等特別委員会に所属しています。先日初めて出席をしました。委員会では、基本設計の配置計画について報告がありました。

・駐車場の入り口を北西の一か所に集約することで、ぶんバスやタクシーなどの公共交通車両と一般車両との動線を分離でき、安全性を向上させる。
・庁用車駐車場を北側に寄せて広場を広くし、防災訓練や市民イベント活用など、弾力的な使い方を可能にする。
・武蔵国分寺公園との境界を開放を前提に公園管理者と協議中。
・歩行者のアクセスのため、エントランス近くに横断歩道を新設するよう協議中。
・来庁者用駐車場はバリアフリーや雨天時の配慮など利便性向上の観点から地下に設ける。
・駐輪場は3箇所。合計340台とする。

また、埋蔵文化財の発掘調査についても報告がありました。
発掘調査は2月からに前倒しし、期間は来年の11月末までの10ヶ月。建設工事は令和412月着工、令和69月竣工を目指すとのことですが、出土品や発掘の状況により工事に影響が出る可能性があるそうです。
委員からは、歩行弱者に対してのバリアフリーへの配慮や西国分寺駅東口設置との関連、歩行者アクセスの動線について、広場の使い方について、駐輪場の屋根の設置などについて意見が出されました。
私からは、四小の通学路でもある隣接する道路の安全性の配慮への重ねてのお願いや、武蔵国分寺公園との境界の開放についてどのようなイメージで協議をしているのか、また現在中央にある大きな木は伐採されてしまうのかなどの質問をしました。

公園との境界については、常時開放となるのか、開閉式の柵を設けるのかなど詳細はこれからの協議となるとのことです。
現存する大木については、「残念ですが伐採予定です。移植も難しい。」との返答でした。近隣にお住まいの方からは「鉄道学園の頃からあったんじゃないかしら。いつも眺めて癒されていたの。何とか残す方法はないのかしらね。」との声も寄せられており、土地の記憶を残すシンボルツリーとして、移植して生かすことが今からではできないものなのか考えていきたいと思っています。