インクルーシブ公園づくり 意見交換会

5月に行った府中市にある都立のインクルーシブ公園視察参加者の方を中心に、国分寺市に計画中のインクルーシブ公園についての意見交換会をオンライン併用で開催しました。

インクルーシブ公園については、生活者ネットワークが2年前に提案し、今年の施政方針で公園整備が発表されました。東京都の補助金を利用した整備計画で、史跡公園の一部でもあるため、文化庁の許可も必要な土地です。市は来年3月には工事を開始したいと予定しています。

この日は、「史跡として自然を残してはどうか。休憩する場所は必要。見守りスタッフもいるとよい。スタッフは障害者支援に関わっている人、理解のある人を条件にしたい」「3才くらいの障害の子どもには遊具がほしいという希望がある。一緒に乗れるブランコや、つかまり立ちの練習になる遊具などがほしい」「日陰、車いすを置く場所も必要。泥や水など自由に遊べることでもいいが、いずれにしても市民に対して説明のつく公園になるとよい。」「インクルーシブへの理解、分けないということを市民全体ですすめる必要がある。」「発達は一人ひとり違う。遊具を年齢や月齢で分けることはやめるべき。」
など、活発な意見交換が行われました。

また、「どの公園にも、インクルーシブな遊具は必要。」という声も聞かれ、これを機にインクルーシブについて考えることを続けていき、市内の公園全体の見直しにつなげていきたいと思います。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。