第3回定例会(9月議会)の一般質問・討論が動画配信されています 

9月議会の一般質問や本会議の討論が動画公開されています。議会だよりは11/1号の市報とともに配布予定です。ぜひご覧ください。

https://kokubunji-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_days_list&gikai_id=11

写真は一般質問の資料として取り寄せた本。長く続けられている市民活動の会報誌が、こうして地域資料として図書館が保管していることにも感動。

 

 

図書館は本を読んだり借りたりするだけの場所ではなく、地域の情報資源の拠点として市民活動や民主主義を支えています。

以下は、国分寺市図書館運営協議会 第一期答申
「市民サービスの向上を図るための図書館のあり方について」答申(2008.7.31)より抜粋
(2)現代公共図書館の役割と機能
現代の公共図書館は、より具体的には、地域社会や住民に対し、次のような役割や機能をはたすことのできる機関である。
[1] 公共図書館は「知識、思想、文化および情報に自由かつ無制限に接しうること」を保障し、人々が民主的権利を行使し、社会に積極的に参加し、生涯にわたり学習を続けるための基本的で不可欠の教育文化機関である。
[2] 公共図書館は、子どもたちの活字離れ、読書離れがいわれる中で、子どもたちの間に読書の楽しみと読書の習慣を広め、想像力や創造力を育み、優れた文化の継承と多様な文化、多様な生き方への理解を促進している。
[3] 公共図書館は、高齢者、障がいをもつ人々、在住外国人など、図書館利用にさまざまな困難をもつ人々に図書館利用を保障し、情報格差や社会的不平等の解消を促進することができる。
[4] 公共図書館は、多様な資料と情報を収集し、提供することで、現代社会のさまざまな問題解決のためのアイディアを生みだし、解決のために活動する人々を支援することができる。また仕事や生活で疑問に思ったこと、調べたいことを解決してくれる情報の泉である。
[5] 公共図書館は、自治体の政策立案活動や、議員の調査活動に必要な資料や情報を提供し、地方自治を支えている。同時に地域活動や市民活動に関する情報の受信と発信の場を提供し、市民活動の交流を促し、地域づくりに貢献している。
[6] 公共図書館は、地域の中の「ひろば」として、誰もが好きな時に自由に出かけ、そこでゆったりと読書の時間や鑑賞の時間を楽しむことのできる、地域の中の居場所の役割を果たしている。

地域に公共図書館があることで、私たちの仕事や生活、地域社会は、より豊かに発展してゆく。そしてこうした公共図書館を市民とともに作っていくことは、行政と図書館に課せられた責務である。

14年前の答申の中に、既に進むべき方向性は示されていると思います。再び光を。