地域からもらった力を市政につなげたい その2

国分寺に暮らして12年。こんにちは。小坂まさ代です。自己紹介を兼ねて、この街での暮らしを綴っています。

誰ひとり知人のいなかった街で始まった初めての子育ては、30代後半まで自由気ままな実家住まいの会社員をしていた私にとって、全く別の世界に飛び込んだような毎日。
言葉の通じない小さな人を日中ひとりで預かる重い責任と、眠ること、食べることさえ自分の自由にならない日々。気づけば冷たくなった味噌汁をすすりながら「今朝夫と少し喋った以外、誰とも話さなかったな…」と思いながら、うとうとと寝落ちし、赤ちゃんの泣き声で目が覚め…。
臨月に70キロあった体重は、産後半年で43キロになり、出かけた先でばったり知人を見かけたので話しかけたところ、すぐには私だと気づいてもらえないほどやつれていました。
頭ではわかったような気でいたものの、慣れない家事と子育てに翻弄され、自分が自分でなくなっていくようで。
出産したら愛情深く子育てのできる母に、誰もが、私だって、自然となれるはず!と思っていたのに、そうはなれない自分。
親になったら当たり前のこと、かもしれませんが、赤ちゃんを可愛いなと思いはするものの、それまで好きだった本を読むことも、映画を見に行くことも、立ち飲み屋に行くことも、ひとり旅に出ることもできなくなり、「子どもを産むって、できないことだらけになるんだな…」と感じたことをよく覚えています。

そんなときにたまたま見つけたのが、近所の方がご自宅で開いているお話しの部屋(文庫)でした。

と、今日はここまで。続きはまた次回に!
大好きなこの街での暮らしと市政のつながりを、子どもたちにもわかりやすく伝えていけたらと思っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします♪