デジタル化はあくまでも暮らしのための道具!個人情報とそこから取りこぼされてしまう人たちを守っていく視点を持って!
市議となり初めての新しい年を迎え、気持ちも新たに力を尽くしていく所存です。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
先日は、生活者ネットワークのデジタル施策についての学習会に参加しました。
地方自治総合研究所の其田研究員からの、デジタル改革関連法の概要についてのお話しを聞いたあと、グループで問題点をディスカッションし発表。個人情報保護とシステムの「標準化」が地方自治にとって大きな課題であること、デジタルデバイド(情報格差)をどうフォローしていくか、自己情報コントロール権をどう確保していくのか、
「標準化」されることで本来対等であるべき国と地方自治体の関係に上下が生まれてしまうのではないか、国に先んじていた各自治体の個人情報保護審議会が無きものにされてしまうのではないかという懸念などの意見が出ました。
生活者ネットワークとして、デジタル化はあくまでも暮らしのための道具であり、デジタル化の持つバリアフリー効果については賛成しつつも、デジタル化自体が目的とならないよう、個人情報や、そこから取りこぼされてしまう人たちを守っていくという視点を失うことなく声を上げていこうと話し合いました。
こうした先輩方と交流しながら学べる場があるのは、とてもありがたいです。
グループワークでご一緒した他市の先輩市議の方から「私がもう見えなくなってしまったことも、新人だからこそ見えるのよ。頑張りましょうね」とエールをいただき、思わず眼鏡が曇りました。
頑張ります!