お話し会報告 「子どもアドボケイトって何?〜子どもの声 受容と関係性づくり」

10月の小さなお話し会報告 「子どもアドボケイトって何?〜子どもの声 受容と関係性づくり」 リアル4名、オンライン6名ご参加いただきました。
中央大学の眞鍋倫子さんの研究と地域活動とご自身の子育ての経験から紡ぎだされる、共感を生む言葉の中から、新たな気づきと、「そういえば…」と参加者自らの過去の思いが蘇り、それをシェアする貴重な時間となりました。 子どもアドボケイトとは、子どもの立場に立って、その意見を代弁する人のこと。 「意見」や「声」が音声や言葉だけではなく、体や行動、態度で表現する子どもたち。そ代弁者となるために必要なのは「聞き方」。その重要性、子どもにわかるように伝えるために材料を渡し、加工する工夫、意見を持つ手伝いをする姿勢。 このスキルは子どもに対してだけではなく、すべての人、何よりも自分自身を理解するためにも必要であること。子どもの思いを、社会の中で、受け入れてもらえるような言葉に変える大人の力。子どもの声を聞く余裕のない親を支援すること。そのために必要な「ケア」の視点。自分に力があると信じられるような働きかけ。信じて、自分で選び決めていくことを繰り返し、自分自身の、自分だけの人生を生きていくこと。 大切なことをたくさん教えていただきました。
子どもの声を聴くためには、まず私たちおとなが声を聴いてもらう経験をする必要があります。 小さくてもこうした場を開き続けることで、少しずつでも社会が変わっていくという思いを強くしました。 眞鍋さん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。