11月の小さなおはなし会報告

子どもと暮らしと防災のおはなし
~東日本大震災を経験した砂子さん(防災士)にきく~

お子さんが4歳と2歳のときに仙台で東日本大震災の被災者となった砂子さん。
「専門家ではないけど、話せることはある。 明日からできる防災を楽しく伝えたい」 と被災直後、避難先の佐賀県で市民活動をはじめたそうです。
https://socialaction.mainichi.jp/2023/08/31/4679.html
子育てを中心に日々を送っていた生活が一変。
被災した後の暮らし、社会の情勢も他人事にはできないあの時の状況で、どのように時間や労力をやりくりしながら活動を続けてきたのか。経験を踏まえた防災についてお話しを伺いました。おすすめ防災グッズの紹介も。
いざという時のために日頃から車のガソリンは満タンに。
手回しラジオは夜中避難所でも聞けるようイヤホンも準備。
スマホは大事な情報源であり、連絡ツール。充電切れとならないよう、ソーラー充電器はおススメ。
避難所生活は他人との距離が近くなる。
日常自分が大切にしているリラックスできるものを持ち歩く。(お菓子など)
避難所生活が始まった頃、歯を磨けないのがつらかったので避難リュックには歯ブラシを、ポンチョ付きのコンパクトなポータブルトイレ、飲用でない水も濾過して飲める水筒などもおすすめしてくださいました。

後半は、参加してくださった民生委員の方や子育て中の記者の方たちとの感想シェアや質問や意見交換の時間を持ちました。
まだまだいろいろ伺いたく、これを機にシリーズで展開できたらと思っています。砂子さん、ありがとうございました!