絵本「きかせてあなたのきもち」子どもの権利についての小さなお話し会を開催

昨年出版された絵本「きかせてあなたのきもち〜子どもの権利ってしってる?」を編集された山縣彩さんをお迎えして、制作にまつわるエピソードやこの絵本への思いなどについてのお話しを伺いました。
オンライン参加の方も含め、20名の方にご参加いただきました。お忙しいところお時間を割いてくださり、ありがとうございました。

絵本「きかせてあなたのきもち〜子どもの権利ってしってる?」を編集された山縣彩さん(編集者)


山縣さんのお話しから、この絵本に込められた思いがあふれていて、隣で聞いていて胸がいっぱいになりました。短い時間ではありましたが、思いが伝わり交換できるような場となっていたらとても嬉しく思います。
国連・子どもの権利委員会による「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する声明」をベースに、コロナ禍においても守られるべき子どもの権利についてやさしい言葉で問いかけるこの絵本は、「感じる気持ちは、権利が守られているかどうかの目印のようなもの」という視点にたっていて、難しい説明ではなく「気持ち」から子どもの権利にアプローチしています。子どもにとってわかりやすく、またワークシートとセットになっていることで、気持ちを言葉で表し、書き込めるようにもなっています。
制作チームとして大切にしてきたことをお聞きするなかで「手にとった子どもが本の中に味方がいると感じてもらえたらと思ってつくった」というお話しがありました。絵本に漂う温かい安心感は、作り手たちの熱い思いの賜物なのだと知り、改めて隅々まで読んでみると、大人の私たちに向けてのメッセージがぎゅっと詰まっていることにも気づきます。まずは自分が身近な子どもに「きかせて」といつでも声をかけられる人でありたい、そう強く思いました。 子どもの権利については、日本が批准してから20年以上になるにも関わらず、学校の先生ですら内容を知っている方が3割という調査結果もあり、理解に関する取り組みが急がれます。引き続き、こうした機会を作っていきたいと思います。
こちらの絵本のミニワークショップ・トークイベント・原画展がこのゴールデンウィークに開催されます!ぜひお運びください。


また、国分寺・生活者ネットワークでは「マサーヨがきく」を5/7(土曜10~19時)に予定をしています。今回の絵本や資料などもご覧いただけますので、よろしければお立ち寄りください。どうぞあなたの声を聞かせてください。