樹木は命~計画だからと諦めずに、みんなの知恵と市民の力を発揮して

国分寺市のお隣の国立市で、第二小学校の改築工事に伴い、伐採される樹木を可能な限り残したいと市民団体が立ち上がり緊急避難プロジェクトが行われているとのことで、見学に伺いました。
資金は寄付やクラウドファンディングで調達していくとのことです。

計画だから仕方がないと諦めることなく、何かできることをと心を寄せて動いた方たちがこんなにもいることに心動かされます。
樹木も命であるという視点で、子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。

国分寺市でも、宅地開発での雑木林や屋敷林の伐採、新庁舎建設や史跡再整備等の計画等で、数多の樹木が伐採されてきました。一本の樹木を失うことは、虫や野鳥、緑、水、空気、風の動きなど周辺の環境に多大な影響を及ぼし生物多様性が失われます。子どもたちの世代に、豊かな環境を受け渡すためにも、これからの計画について研究していきたいと思いました。