子どもたちの春の日の門出を、心よりお祝い申し上げます

昨日、中学校の卒業式に来賓として伺いました。
今年度の卒業生は、コロナ禍の始まった年に入学。臨時休校、分散登校、マスク生活。多くの行事がなくなり、制限の多い学校生活でした。
今年度行われた合唱祭では、最上級生ながら初めての経験で大きな重圧があったと答辞でも述べられていました。
そんな3年間だったからこそ、ついた力もあったのではないでしょうか。
私にとっては、今も続けている、保育園の子どもたちへの本の読み聞かせボランティア活動で、初めての読み聞かせを聞いてくれた年長さんたちです。大きくたくましくなった姿に、思わず涙が出ます。ひとりひとりが来賓席にご挨拶をしてくださるたびに、それぞれの次の場所が光に包まれていますようにと祈るような気持ちで会釈をしました。

そして、卒業式に出られない子どもたちがこのまちにもいることに思いをめぐらせました。

ご卒業おめでとうございます。
桜もほころびはじめ、とても美しくうららかな春の日の門出を、心よりお祝い申し上げます。