途中下車したくなる図書館へ~2026年第3回定例市議会小坂まさ代一般質問③

新しい恋ヶ窪図書館に期待すること

旧市役所跡地に整備される複合公共施設に、恋ヶ窪図書館が移転します。

新しい図書館は、どんな場所になるのでしょうか。

本を借りるだけではなく、勉強する人、親子で過ごす人、誰かと話す人、ただ少し休みたい人。それぞれが自分なりに過ごせる場所になってほしい。

そんな視点から一般質問をしました。

「静かにしたい」と「話したい」を両立する

新しい図書館では、ガラスパーティションを使い、読書や勉強をする「静」のエリアと、親子やグループで過ごす「動」のエリアを分ける計画です。図書館の静けさは大切です一方で小さな子どもを連れた人が、少し声を出すたびに肩身の狭い思いをする場所にもしたくありません。静かに過ごしたい人も、会話を楽しみたい人も居心地よく過ごせるよう、音のゾーニングを丁寧に考えることを求めました。

図書館から「国分寺」を知る

恋ヶ窪図書館には、もう一つ大切な役割があります。市内の図書館の中で、国分寺の歴史、文化、自然、行政などの地域資料を集中的に収集・保存することです。
資料を保存するだけでなく、思わず手に取って、

「ここ、どこだろう」
「行ってみたい」
と、図書館から実際のまちへ興味が広がっていく。
そんな地域資料コーナーにしてほしいと提案しました。

何もしなくても、いていい場所に

これまで各地の図書館を訪ねてきました。
そこで感じたのは、図書館を使う理由は一つではないということです。
本を読む。勉強する。親子で過ごす。人と話す。ぼんやりする。
何かを買わなくていい。何かをしなくてもいい。
誰でも無料でいられる場所がまちにあること自体に、大きな意味があると考えます。
そこで、学校や仕事の帰りにも利用できる平日の夜間開館や、複合施設の保育機能を生かした託児付きの図書館サービスについても提案しました。

本を読んでもいい。
誰かと過ごしてもいい。
何もしなくてもいい。

恋ヶ窪駅を通りかかったとき
「ちょっと図書館に寄っていこうかな」と思える。
新しい恋ヶ窪図書館が、そんな「途中下車したくなる図書館」になることを期待しています。