小坂まさ代 2026年第2回定例会一般質問 その4

4.5歳児健診について
健診を、就学前から就学後まで続く支援の入口に
5歳頃は、保育園や幼稚園などでの集団生活を通じ、子どもの得意なことや困りごとが見えやすくなる時期です。
一方、乳幼児健診は3歳児健診の後に間隔が空くため、就学を前に、子どもの発達や集団生活上の困難さを確認する機会が十分でないことが課題となっています。
そこで、5歳児健診の導入に向けた国分寺市の検討状況について質問しました。
市は5歳児健診を「極めて重要」と認識
子ども家庭部長からは、
「5歳児健診は、就学を控えた子どもの健やかな成長と発達を支援する上で極めて重要」との答弁がありました。
発達上の課題を早期に把握し、就学前から専門機関の支援につなぐことで、一人ひとりに合った就学準備を進めることができます。
また、子どもの発達に不安を抱える保護者の孤立を防ぎ、子育ての不安を軽減する役割もあるとしています。
市では、2025年度から2026年度にかけて、実施に向けた検討を進めています。
2026年度中に実施方式を決定予定
5歳児健診には、主に次のような方式があります。
一つは、保健センターなどの会場に対象となる子どもを集め、医師や専門職が診る集団方式です。
もう一つは、事前に問診票などで状況を確認し、より詳しい確認が必要な子どもを対象として、医師による二次健診を行う二段階方式です。
どの方式を採用するかによって、必要な医師や専門職の人数、会場、予算などが大きく変わります。市では、医師会のほか、保育、療育、教育分野の職員が検討に参加し、国分寺市に合った方法を検討しています。
2026年度中に、実施方式を決定する予定であることが示されました。

健診を受けて終わりにしない
5歳児健診は、子どもの困難さを見つけることだけが目的ではありません。
健診後に必要な支援へつながり、就学後も支援が途切れないことが何より重要です。例えば、健診で困りごとが分かっても、
「相談先が分からない」
「専門機関の予約が取れない」
「就学後の学校に情報が引き継がれない」
という状態では、子どもや保護者の安心にはつながりません。
子ども家庭センター、発達支援センターつくしんぼ、保育園、幼稚園、小学校などが連携し、就学前から就学後まで切れ目なく支える体制が必要です。
「うちの子、少し気になるけれど、どこに相談したらいいのだろう」
そんな保護者の迷いを、家庭だけに抱えさせない仕組みにしたいと思います。
5歳児健診を、保健、子育て支援、療育、教育へとつながる支援の入口として位置づけ、丁寧に準備するよう求めました。