市立図書館をもっと子どもの身近に~2026年第3回定例市議会小坂まさ代一般質問②

市立図書館をもっと子どもの身近に

学校図書館だけで子どもたちの求める本をそろえることには限界があります。
そこで、市立図書館にあるたくさんの本を、もっと学校で活用できないか質問しました。

本はある。でも「運ぶ人」がいない

国分寺市には、市立図書館が学年別に用意した40冊セットを「学級文庫」として貸し出す仕組みがあります。
ところが現在利用しているのは、小学校10校のうち2校だけとのこと。
利用を阻む壁のひとつが「運搬」です。
現在、図書館から学校まで本を運び、返すのはPTA役員などの保護者が担っています。

制度があっても、運ぶ人がいなければ使えません。
一方、授業などで使う本には、すでに図書館と学校を結ぶ交換便があります。学級文庫にもこの仕組みを活用できないか提案しました。

学校から「まちの本棚」へ

他自治体には、子ども自身が市立図書館の本を予約し、学校で受け取り、返却できる仕組みもあります。
国分寺でも、学校図書館から市立図書館の蔵書を検索し、予約することはすでにできています。
さらに、GIGA端末から電子図書館を利用できるようにすることも市の総合ビジョンや計画に位置づけられています。
市は「費用対効果を慎重に見極める」としていますが、何を「効果」とするのでしょうか。
学校に行くことが難しい子が家から本を読めること。紙の本を読むことが難しい子の選択肢になること。
それも大切な効果ではないでしょうか。

学校の本棚だけでなく、市立図書館も電子図書館も含めて、まち全体を子どもたちの大きな本棚にする。
子どもが「読みたい」と思ったとき、本につながれる仕組みを広げていってほしいと求めました。