子どもの「読みたい・知りたい」を支える学校図書館へ~2026年第3回定例市議会小坂まさ代一般質問~
子どもの「読みたい・知りたい」を支える学校図書館へ
学校図書館は、本を借りるだけの場所ではありません。
読みたい本を見つける。授業で気になったことを調べる。静かに過ごす。自分の知らなかった世界に出会う。
子どもの「読みたい」「知りたい」「学びたい」を支える場所です。
国も学校図書館の役割を見直しています
文部科学省は2026年3月、「図書館が拓く未来の学びと地域社会」という報告書を公表しました。これからの学校図書館を、読書だけでなく、学習や情報活用を支え、多様な子どもを包摂する「学校の中心」として充実させていく方向が示されています。また、2022~2026年度の「第6次学校図書館図書整備等5か年計画」では、蔵書数を増やすだけでなく、古くなった本を計画的に更新し、子どもが正しい情報に触れられる環境を整えることも求めています。
では、国分寺の学校図書館はどうでしょうか。
今回、市立小・中学校の図書購入費の推移について資料請求しました。平成30年度と令和7年度を比べると、小学校全体ではほぼ同額、中学校では54万円増えていました。一方、この間に児童・生徒数は増えているため、1人当たりでは小学校は減少していることになります。
また、国の「学校図書館図書標準」を達成しているのは15校中13校でした。ただ、本は冊数だけそろえば十分ではありません。科学や社会など、情報が古くなっていく本もあります。市教育委員会では、各学校でどの程度、古い本の除籍や更新が行われているかは一律に把握していないことも分かりました。「何冊あるか」だけでなく、今の子どもたちが必要な情報に出会える本棚になっているか。そんな視点も必要です。
読み方は一つじゃない
小さな文字や長い文章を読むことが難しい子もいます。
市内の学校にはLLブックや紙芝居、一部には点字図書、デイジー図書、大活字本もあります。不登校の子どもにとっても、図書館が安心して過ごし、学べる場所になる可能性があります。紙の本、電子書籍、音声で読む本。どれか一つではなく、一人ひとりが自分に合った方法で本や情報につながれることが大切です。
国分寺市では、1週間に一度も学校図書館を利用しない中学生が63.5%います。
すべての子どもの「もっと読みたい」「もっと知りたい」に応えられる学校図書館を目指していってほしいと求めました。
