2022年第1回定例会がはじまりました

2022年の第1回定例会は、2月18日に市長の施政方針からスタート。そして、2月20日には、日曜議会として、施政方針に対する代表質問が行われました。
国分寺・生活者ネットワークは、高瀬かおる議員が※印の項目について市長の見解を求めました。
録画が配信されましたら追って報告いたします。
国分寺市の来年度の重要な政策について、3月4日から始まる予算特別委員会でも、引き続き質疑していきます。

 

 

【市政運営の基本姿勢について
●新型コロナウィルス感染症への対応
●すべての人を大切にするまちの実現
昨年制定した「すべての人を大切にするまち宣言」や「国分寺市バリアフリー基本構想」基づき、
・ハード面のみならず心のバリアフリー推進
※令和5年度の本格実施に向けて重層的支援体制の整備
※ヤングケアラーへの理解を深める取り組み
・スクールソーシャルワーカー1名増員
●歴史遺産と文化を次世代へ継承
武蔵国分寺跡史跡指定100周年記念事業実施
●新庁舎建設と強靭なまちづくり
・「国分寺市国土強靭化地域計画」に基づいて推進
令和6年度の竣工を目指し12月着工
※環境に配慮し、誰もが利用しやすい新庁舎
●持続可能な行財政運営
昨年度策定した「国分寺市行政デジタル化推進方針」に基づき、デジタル行政推進室を新設して体制強化

【令和4年度の主要施策】
●新型コロナウィルス感染症対策と地域経済の活性化
※コロナワクチン接種を希望される方ができる限り早期に確実に受けられる体制づくり→3回目接種、
3月より5歳から11歳までの低年齢層への接種
※地域医療体制の確保
●誰1人取り残さない、ひとにやさしいまちづくり
・「国分寺市パートナーシップ制度」の周知
・性的指向・性自認等に関する相談窓口「にじいろ相談」開設
・オンラインによる情報提供と個別支援体制の充実
・今年度から次期「国分寺市地域福祉計画」策定着手
・新たに「地域包括ケア担当課長」設置
・通所リハビリテーション利用定員拡充
・高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成
・障害児相談支援事業・児童発達支援事業を安定的に運営できるよう、現在「つくしんぼ」が使用している土地の公有化に向けた検討
※都立武蔵国分寺公園に隣接する市所有地に障害の有無に関わらず遊ぶことができるインクルーシブ公園の整備(令和5年中の開園目指す)
●安心して産み、育ち、学ぶことができるまちづくり
・1歳を迎える子どもを育てる保護者対象「ファーストバースデーサポート事業」
・多胎児養育家庭への健診などの際のタクシー料金助成
・民設民営学童保育所7施設で4年生受入試行実施
・保育所定員123人拡充し待機児童ゼロ達成
・10月より中3生までの医療費助成所得制限撤廃
・段階的35人学級導入による学級増対応→増築工事、特別教室改修、ICT環境整備
・六小、七小、一中の大規模改造工事
・市立図書館に電子図書導入

●武蔵国分寺跡史跡指定100周年記念事業と史跡整備の推進
・イベント、シンポジウム、展示、歴史講座の実施
・武蔵国分寺跡南門地区整備

●未来につながる持続可能なまちづくり
・小中学校で消費者講座
・市民防災まちづくり学校
・避難所となる体育館に無線LAN環境整備
※「(仮称)地球温暖化防止行動計画(市域版)」の策定
・住宅用太陽光発電機器等設置助成
・清掃センター事務所等解体工事に伴う実施設計
・国分寺駅南口に令和5年度設置七重の塔モニュメント設計着手
・市道幹17号線(新幹線通り)一部無電柱化事業、電線工事実施
・市道幹6号線(花沢通り)一部無電柱化検討
・交差点改良 西恋ヶ窪4丁目、西町3丁目、工事。西町五丁目、予備設計。
・花沢橋、内藤橋補修工事
・西恋ヶ窪若松公園公有化
・野川源流スクール実施
・「こくベジ」更なる普及促進
パイプハウス、農業用井戸整備支援、特定生産緑地指定推奨、農業者間の農地貸借推進
・各種手続きオンライン化、交付手数料キャッシュレス決済導入
※市民と共にまちづくりを進めることのできる職員育成
※会計年度任用職員の処遇改善

●令和4年度予算と財政運営
一般予算総額503億5705万円、対前年度対比18億円、3.5%減(令和3年度は新庁舎建設用地買収費40億計上のため、これを除くと22億円増)
特別会計 3会計(国民健康保険特別会計・介護保険特別会計・後期高齢者医療特別会計)合計額237億5276万円、対前年度対比8億6457万円3.8%増
個人市民税は納税義務者数増など9億円以上増額見込み

参考 予算編成方針
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/res/projects/default_project/_page/001/027/283/reiwa4_henseihousin.pdf